「職員の質の向上」また、「働きやすい職場作り」を目指し、

今年度は「女性の体と心のバランスをとること」にスポットを当て、

外部講師に来ていただいて勉強会をしました。

よい保育をするためには、風通しの良い職場作りが大切だと考えています。

今日の自分のコンデションを知ること、疲れた自分の心と体を整えること。

職員には、できるだけ自己覚知して保育を楽んで欲しいと願っています。

今回の研修は、同じ法人の仲間を引き込んでみました。

女性の多い職場なので、女性ならではの内容を中心に学習します。

卵巣について。卵子について。月経、妊娠について。

そして、女性の恩恵と喪失。それは更年期に入るということ。

今の日本の大人達は、学校教育でも性教育をオープンにされない時代を生きてきましたが、

本来性教育とは、一人ひとりが大切にされるための学びであり、

「人権学習」であると私は捉えています。

本園は0歳児から2歳児の子ども達が通う保育園ですが、

小さくても伝えられることがあると思っています。

ひとりひとりがかけがえのない存在であるということ。

子ども達の健やかな成長を願い、質の良い保育の提供が保証される場所でありたい。
それにはまず、職員一人ひとりが大切にされる職場でありたいと願っています。