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食欲の秋
今年も石山くじら小規模保育園の小さな菜園にて、さつまいもができました。
うんとこしょ、どっこいしょとツルを思い切り引っ張ると千切れて、すってんっ!
しりもちをついても、「おいもがみえないー」と言いながらみんなで一緒に引っ張りました。
いもが見えてくると「むらさきがみえた!これ、おいもかな?」なんて声も上がり、スコップや手で土に触れ、いもを掘り出したその顔はニコニコ笑顔と充実感に満ちていました。
自園栽培だからこそ、ゆっくりと畑作りから収穫までを通して、食への関心と期待や自分で収穫したという経験が出来る、小さいけれど石山くじら小規模保育園自慢の菜園です。
採れたさつまいもは甘くおいしくなるように、しばらく土がついたまま、おやすみさせていました。
(追熟といって、さつまいもの場合はでんぷんが糖に変わります)
そして、ついに午後おやつにさつまいもごはんにしていただきました。
炊きあがったさつまいもごはんをお釜ごと保育室へ持っていき、目の前で混ぜると子どもたちは興味津々です!
「いい匂いがするねー」「みんなできれいに洗ったおいもだねー」
なんて会話も楽しみました。
おいもが苦手な子どもも大きなお口でパクリ!
おかわりをする子どももいて、完食でした!!
『園で育てたさつまいもを収穫する』『自家製の旬の食材をおいしく食べる』
そんな子供たちの格別な体験を、これからも食を通して給食室からも関わっていきたいなと改めて感じた一日となりました。